自転車旅行その24 神戸相続サポートセンター オークラ
2013.07.18
四国の土佐久礼から日和佐まで走った時のレポート2回目です。それでは、どうぞ。
朝6時30分起床、心配していた足の張りはない、ホッとする。後は室戸岬を回って北上し始めてからの風向き次第だろう、しかし最悪でも宍喰まではいけそうだ。7時30分出発。室戸市中心部を過ぎるとほとんど車はいなくなり快適に走る。
途中吉良川の街並みを見る。今日の観光ポイントはここと室戸岬だけ。朝日が眩しく、走りながら見ることはできず、走っては振り返りの連続で正直どんなところなのか良くわからなかった。もう一度逆向きに走るのも面倒なので先を急ぐ。今回は珍しく走り優先だ。
そうこうするうちに室戸岬到着、これで3区間走破だ。灯台を見に行こうとしたら通り過ぎたらしい。もと来た道を車で4分と書いている。こんなポカをすることはめったにないのにどうしたんだろう。まあいいや、岬で少し散策の後、次に進むことにする。
室戸岬を折り返して一路徳島へ向かって北上する。まさにタスキを持ったランナーの気分。風はほとんどない。これは日和佐まで走りきれるような気がする。また元気が出る。
真っ直ぐに伸びる道、どこか北海道を連想させてくれる。今回のコースではこの区間が一番気に入った。気のせいか写真も一番きれいに撮れている。車もほとんど通らずのんびり走れる。景色を楽しみながらくるくるペダリング。
日和佐でゆっくりと温泉につかり、ビールと食事を楽しみたかったので、パンをかじりながら、昼食休憩なしで、ひたすら走る。そうこうするうち道の駅宍喰に到着、12時過ぎ、いいペースで走っている。ここまで70キロ、ゴールが見えてきた。
残り35キロほどだ。徳島県側は高知県側に比べて交通量が少ないようだが宍喰を過ぎてから少しずつ交通量が増えてきた。車を避けとある旧道に入った途端鳥の鳴き声が一斉に聞こえる、そこにトンビと思しき鳥が急降下してくるのが影でわかる、一瞬襲い掛かられるのかと驚いたが、影が小さくなっていくのが見え、ホッとする。鳥達のテリトリーに紛れ込んでしまったようだ、すぐそばに主要国道が走っているのになんとも不思議なものだ。
そろそろ足も限界に近づいてきた。予定どおりというか南阿波サンラインはパスして、ひたすら国道を進むことにする。国道もおそらく峠越えだろうが激しいアツプダウンが続くよりましだろう。日和佐トンネルは歩道を走るが、走ると灯りがパッと点き少し先を照らしてくれる、次々に灯りが点く。これはおもしろい、粋な設備だ。センサーがついているのだろうが自転車のスピードを考えて作っているようだ。このトンネルを抜けると後は下りだけ、2時40分に無事日和佐駅到着。予定より大分早く着いた。
温泉に行こうと道を尋ねたおっちゃんに、(自分もおっちゃんだが自転車に乗っているときは学生時代に戻っているのでこういう表現になる。) なんと温泉の100円割引券をもらう。うん? まさか学生時代の「お金ないんでしょう、ごはん食べていきなさ~い。」と同じではないだろうな??(学生時代は、良く地元の人から、果物をもらったり、ただ飯を食わせてもらったりしてました。大変だね~ということで、同情されるのでしようか? 言わば自転車乗りの特権というか、なんというか。)
良く温もるいい温泉とのことだが、露天風呂もあった。今回の旅はお風呂は大当たりのようだ。風呂上りにビール、生はないとのことで残念だが、一人乾杯。食事が終わって出で行くとホテルの孫娘と思しき娘がわざわざ外まで出て丁寧に見送ってくれた、いい気分。
日和佐発16時57分発、特急剣山9号で徳島へ、そして徳島からは高速バス。この路線は終点から終点までの場合だと自転車OKでトランクに入れてくれる。神戸の学園都市に行くバスなので空いている。(現在は廃止されました。)発車15分前に切符を買うと座席番号1Aとのこと、乗客は私だけか・・さすがに一人ということはなかったが、ガラガラに近い、全部で8人ぐらいだ。神戸まで1時間30分かからなかった、意外に近い。
今までなら3日で走る距離を2日で走ったことになる。坂でも後を考えずグイグイ登ってきたが、持久力がついてきたのかもしれない。今までで一番足がパンパンになったが、結構自信が付いたのも確かである。
(終わり)
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